2023年9月1日よりオリジナルwing foilの製作
昨今の動画サイトで見かけたWING FOILの動画を拝見。
ボードの種類と水中にに沈むFOILという筐体の浮力特製を利用した新しい水上乗りものは、現代の若者を始め高齢層のサーフギヤーとしてとても見力的に感じ、40年近く製作してきた模型グライダーの製作ノウハウを生かせると感じ、着手することとしました。
2023年9月からSNSを中心に様々な動画・写真を視聴し、自分用のフォイルを製作するために今年正月から制作に着手。
簡単に制作するには販売されている商品を購入し、モディファイを加え、オリジナルとするのが簡単ではあるものの、空を飛ぶ模型グライダーと違って速度の違いからどのような翼型が適しているのかのノウハウがまったく無く、当初様々な動画を拝見し、目的にあった大きさや、翼型(断面形状)尾翼(スタビライザー)の面積、胴体の長さなど同じウイングフォイルでも違いの目的がわかって来ました。
グライダーで言う、対気速度レンジが空モノとは違いそう幅広くないように感じ、リフトの安定を重視した初心者タイプをはじめにと着手です
ポンプフォイル(重心移動を利用し空気帯で言う揚力を水中で得るためにメインウイング(グライダーで言う主翼)の重心移動を利用し揚力を稼ぎながら前に進む要領です。
安定して水面上へ浮きながら進むためにはポンピングを繰り返し推進を得る必要があります
ボードに乗れるようになるまでは、多くの人が湖面のデッキ(ボートデッキ)などから初速を押しながら付け、飛び乗ってポンプ動作をしながら方向安定のコントロールを体感会得している動画が多く、またはE FOILと言うモーター付きボードはサップの小型板ボードの中にコントロールアンプ、バッテリー などを防水ボックスへ内装し、Wi-Fiのピストル型コントローラーでモーターの回転を制御する方法が一般的のようで、ストラップ付きのトリガー式コントロールでモーターをコントロールする方法を採用し、転んでもその場から再スタートすることが比較的容易なため、初心者でも会得する時間が少なくて済むのが見力的です。
フォイル自体はどれも同じ形上で使うことが可能なようで、湖面状の乗るボードを3種類(ポンピングボード・サーフボード。電動のE-FOIL
用のボード)作ればオールマイティーに楽しめることが出来そうと判断しました。
ポンプタイプボード(スケートボードのような平たいタイプ)
カイトを利用してヨットの原理で乗りこなすタイプ用のボード(これは水面に浮いた状態を維持できる浮力が必要と思われ、サーフィンボードの小型盤的面積で製作する必要なありそうです。
E-FOILボードはモーター駆動用のバッテリー・コントロールアンプ・冷却用ポンプYやWi-Fi装置(受信機)などを完全防水でボックスへ内装する必要があります。
これだけの装置はリポバッテリー が一番重く、22000ミリ(6セル)x2こ(48v仕様)を入れなければならず、ボードの厚みも10cmは超える筐体となってしまいます。
一番のネックは完全防水とせねばならず、入れ込んでハッチ(上蓋)を水滴一滴をも防ぐ構造で作らねばならないのが一番大変かと思います
それとポスト(水にある垂直なフィン)へモーターを固定し、ブラシレスモーター(48v仕様)のリード線を、水面上のボードへ配線するものも防水を考えねばなりません
YouTubeの動画を参考に独自の構造を考えねばならないですね
2024年5月末 記
着手より半年以上が経過し、なんとか3台製作し完成しました。
湖面状のボードはどれも同じ形で、カラーリングを代えてドレスアップしてみました。
今日からE_FOIL用のボードNOマスターモデルを着手
いよいよ終版の製作にかかります
私のメインに楽しむ電動タイプのボードの聖s買うに取り掛かります
5月25日
ブルーフォーム100+30ミリの物から、平面系を罫書き、ジグソーでカットしますあとはカッター・ペーパー・ディスクグラインダーを駆使し左右断面均等になるように手で削っていきます。
いつもそうですが、私のやる方はハンドレ主体でグライダーの胴体や主翼のマスターモデル・どんな形もハンドレで仕上げてきました
朝から晩までまる2日間、ケズリ倒し製作です
そのせいで粉塵(削った粉)が目に入り眼科へ行く羽目に。
約1週間マスターもデルの製作に費しやっと完成です
これから雌型を製作に移ります製作予定個数が極小ですので、それなり の雌型にします
それからいよいよ製品作りに移る予定です
5月6日
マスターモデルから雌型制作に入ります
まずは上面から表面塗装を研磨、3000番まで磨き上げコンパウンド処理
そしてワックス処理をしてパーティングラインの固定です
見切り板は0.8ミリペットシート、ホームセンターで販売しているものを利用してます。
今日はここまでの作業で終わりました
いよいよ明日、ゲルコート塗布作業に入ります
7月8日
雌型完成後、wing Foil用のボードをテストピースとして制作してみました
筐体が大きいためエポキシ樹脂の量が半端ない量です。
高価な製品用樹脂はゲルコートの次の層だけにし、バックアップの樹脂は建築用の安価なエポキシ樹脂を使用しました。
製品では効果後の硬度が低くとても製品には使えないのですが、雌型積層の樹脂としては十分使えることを確認できました。
白の塗装の後、ブルーフォームのEKの1.5ミリに酢ライスしたシートを芯材にし
#200グラスクロスをせきそう、通常サーフボードは白い発泡材(高硬度)にグラスクロスを直貼りますがいぴいずくりの制作になり、私としては面倒な作業が多く、模型飛行機で蓄積したノウハウのシャーレ工法で作ってみました。
もちろん人間が乗るボードですので強度はそれなりに必要とないます。
センター部分へ上下かなりのカーボンロービングを敷き詰め、ポストが固定される面の部分はなおさら強度が必要です。
幅300ミリのカーボンロービングのすだれ状のものを4層敷き詰めウェブ材はフォーム30ミリへグラスクロスを張り込みダブルの60ミリをセンター前から後ろへ立てバギング、完成品の強度試験として80kgの私が載って軽くジャンプして強度を確認しました。
YouTubeの動画によくあるウイングを利用してジャンプし2回転やスピンなど高い高度からの着地でも壊れないほどの強度で楽しんでおり、カーボンの補強は必須のように判断します。
まー、自分がジャンプして楽しむときは遠い先の話であろうと思いますので、まずはこのボードでの試乗テストを繰り返そうと思います
Wing Foil (蛍光グリーンのボード)と、E-Foil(蛍光黄色)のボードでまずはスタートとして試乗してみます。
昨年9月からスタートしてもう7月になってしまいました後2ヶ月で丸1年費やしたことになります。
途中で挫折しなかった事が我ながらよくやったモンだと自負してます
いよいよ試乗する時が今月末にきます。
その折にはまたアップします。
Be First to Comment