ASH-25 マイクロスケールモデル
スパン1500ミリ テストモデル完成
昨年12月末より着手しましたASHー25の電波法改正による機体制限にある申請機重量制限にある200g以内を目指し製作に着手。
スパンを1500ミリにし、小さいサイズながらもスケール感を重視しながらも「良く飛ぶ」機体をと製作にな入りました。
諸元
スパン:1500ミリ
面積:10デシ
水平尾翼面積3デシ
搭載メカ:受信機4g サーボ2gx2個 バッテリーリポ1セル100ミリ
EL/RUの2CH操舵(リンケージ はトーションバーシステムを採用)
構造
主翼・尾翼は雌型からのフォーム直張り構造
胴体:グラスクロス極薄クロス積層ウレタン塗料仕上げ
昨年12月20日から登録制度がスタートした法規制の重量制限、当初200g以下は無許可のはずだったのですが2020年6月から100g以上の機体は申請が必要と決まり、問題なく制作が可能な重量の200gから一気に100gへと変更せざるを得ないこととなり、100gをクリアーできる機体を製作してまいりましたが、テスト機8機を製作した中でクリアーできたのは1機だけでした。
その機体も在量の軽減をモク的に製作したためか主翼の曲げ強度不足でスパー(カーボンロービング12Kをテーパー配置)の外側で上面座屈してしまうアリ様でクロスの選択やロービング配置を色々テストし8機のテスト機完成となりました。
当初は背中へモーターを取り付け、回転するとともにリトラクトとなる構造でEPプレーンとしての完成を目指したのですが、100g以下での重量で製作することは無理と判断。
ピュアー機として海岸の堤防や河川敷の土手のスロープ飛行用としてリリースすることを決定しました。
実機の設計図を入手、主翼スパンと胴体の縮尺は実機並みのアスペクトで製作し、対象物が無ければ大型機に見えるほどです。
水平尾翼だけは3%の面製増加で水平飛行安定WO狙い製作しました。
昨今販売されているショックコードも外径2ミリのものがあったりで、ショックコードで曳航しサーマルハントできる様にと軽量化に努めました。
搭載メカは、サーボ2gのものを2個(ラダー・エレベーター)を制御。
主翼の剛性をしなりながら旋回するべく翼端へいくに従い極薄の翼型を採用しました。
サーマル旋回では実機の様なしなりながら旋回する様を模型で出せればとの狙いです。
主翼面積10 デシで重量が108gですので翼面荷重10.8デシ/cm2
となりますので十分サーマルハントが可能な機体として飛んでくれるはずで、ショックコードでの曳航がうまくいくかどうかですね。
近日中にメカ搭載を終え、初飛行を予定しております。
1−2メートルの弱い風のなかでサーマルハントしながら飛ぶ様をビデオにとることができますれば、動画紹介を明記しますのでお楽しみに。
素晴らしいスケール機ですね、いつ頃如何程で販売されるのか知りたいです。飛ばすのがもったいない気もしますが。シェンプヒルト系の機体なども期待したいと思います。
コメント有難うございます。
電波法が出来てから暫く経ちますが、目的の100g以内の重量での完成が叶わず数機を作って製作が止まってしまった現状です。
100g以内にこだわらずディスプレーモデルとしても魅力ですので、雌型は残してあります。
スケールモデルの製作数の最後に作った機体、究極のこだわり品として残してあります。