バンジーゲームをラジコン雑誌のエアーワールドで紹介していただいた時代がたしか2003年あたり。
もう15年も経過している昨今でも歳を重ね五十肩の私の曳航方法として活躍している。
ウインチ曳航時代のF3B競技志向時代、加齢と共に四十肩・五十肩を患いSAL時代のブームを経て投げられなくなってしまった。
そんなかでのバンジーランチはとても手軽な曳航方法であり、あらためてここで紹介させていただく次第です。
ラジコングライダーには小さな機体から大きな機体まで種類が多く、手引きからショックコード、ウインチ曳航とさまざまな曳航方法があります。
昔話ですが、
私がこのバンジーランチをはじめたきっかけは、大昔あるビルダーがつくられた『テンプラー』と命名された機体のコピーにはじまります。
当時ゴム飛行機の平ゴムを20本〜30本束ねて1メートルほどの棒の先端に固定して言わば『ぱちんこ』を利用して機体フックへゴムの端を掛けて人的に引っ張り、テンションをかけて発射する方法でした。
当時はウインチを使ってF3B競技への出場をめざしていた時代でしたが、この曳航方法にはとても刺激され周りの仲間も引きこんで遊んだものでした。
今考えればとても危険な遊びだった事に気が付きます。
JRGAの会報にもこれを持参して中国の万里の長城でフライトされた記事が載ったと記憶しております。
年代は忘れてしまいましたがもう30年以上経っているものと思います。
三和電子へ入社して夢でもあったF3B世界選手権にも行かせていただき、退社後ビルダー人生スタート。
こう言った経歴が現在のバンジーランチのベースとなって積み上げたものです。
LittleLadyの名称はビルダー業スタートした年に制作したモデルで、製作数100を越える数で、その時代にバンジーゲームとして競技を運営し参加いただき楽しい時代を過ごせました。
スロープ競技のミニクラスもその時代は入賞独占、東北の皆さまにご愛顧頂いた機体です。
その後、レギュレーションが代わりミニクラスを2mに変更。
2m機としては2機種製作し対応して製作しました。
LittleLadyの2m機への要望が皆さなんから希望されたのでしたが多くの機種の制作に追われてなかなか出来ずじまいを過ごしてきたのでした。
ここにきて、やっと作ろうと思ったのが一昨年12月、着手して雌型完成しスロープ機としてスタートしました。
グライダー製作とはまったく違った大型特殊スピーカーの制作ワンオフ制作構造物の依頼が入り、約1年間没頭しをしており、又littleLadyは製作頓挫することとなってしまったのでした。
今年1月からlittleの量産に着手。
コンセプトは初心者にサーマルハントの楽しさを味わっていただける仕様で安価な値段でリリースしたいのですが、製作するのに1機7日は掛かってしまい叶わぬ事のようです。
3月に入り、数機の主翼を制作、胴体の仕様を変えて飛行テストをくり返してきました。
ここに来てまとまった仕様が決まってきましたので、リリースを決定し製作に励んでおります。
F5J2000クラスの機体としても作ってみようと製作。
同じ日にオーナー様といっしょに飛行テストとなりました。
やはり薄翼のメリットとデメリットがあり、風にはとても強く、5mNO風でもグイグイ前へ出てくれます。
デメリットとしては機速を絞ることが難しく、キャンバーセットが出来ないラダー機ではどう仕様もありません。
弱風や無風でのフライトはもっと軽量機の方に部が有るようです。
といっても、サーマルへの反応はすこぶるよく、飛行の変化が適確に観察出来ます。
F5J2000機は飛行重量730gピュアー機は693gと40g弱さがでてしましまが、たったそれだけで電動として飛行できることでした。
モーターと受信機電源を別に搭載しての計測ですから、BEC仕様や最小限の容量で飛ばす事を考えれば、十分な700gを切ることが可能な事がわかりました。
4月、量産体勢で製作します。
ご希望の方方、バックオーダーが長くなる前にご注文お待ちしております。
問い合わせ:yuukikoubou@gmail.comでお待ちしております。
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