10年ぶりにBUNGEE GAME を開催しました。
天候が今一つの条件でしたが、新たにレギュレーションを決めた検証イベントとして開催です。
F5Jルールのようにランチ高度を減点する方式を採用し、50mを基準に1m0・5点の係数でかけた得点を減点とし、50mを超えた高度の係数を3倍の1・5点を超えた高度数にかけて加算し減点します。
高く上がれば上がるほど減点されるやり方です。
例)50m=25点 55m=32,5点 60m=40点 70m=55点となり、20m高く上がると30秒ぶん
減点されることになります。
この意味は、獲得高度が高ければ規定の対空飛行が楽になるわけで、サーマルハントの技術を競う上でより低い高度から規定の滞空飛行をするための技量を競う目的で低い高度からスタートした者に優位にたつ配慮のルールです。
ランチ獲得高度60mとすれば、50mを超えた獲得高度が10mで、50m=25点+10m×1,5=40点減点されるというルールです。
50mを超えた高度は1m×1.5点で現点数加算されるわけです。10mで飛行秒数が15点減点されるわけで、静気流の中で滑空タイムが15秒と換算できるように係数を決めました。
ランチ用のゴムは、内径9ミリ×外径13ミリのアメゴムで1kg入りのものを指定しています。
長さ約16m〜18mであり、テグスを10m連結し、地面へ展張します。
テンションは8kgと決めてフリスビーを発射ポイントとと決めて同時飛行3・4・5分の対空飛行を続けて行い、集計し千分率計算で採点します。
スピードタスクとして、共通専用ゴム7×10ミリ、長さ20mをシングルに展張しスピードタスク専用ゴムとして10kgのテンションを最大に共通展張ゴムとしました。
タスクc用のゴムは工房で準備するとして参加選手全員が使うものとして公平性を目的にしています。
今回の条件では、風速3〜5mの条件では8kgテンションで翼幅2mの機体重量が750g〜1000gほどの機体が65〜75mほどに上がります。
数名の選手が同時に発射ランチし対空競技を1ラウンド中3・4・5分の3回を飛行し、それぞれ千分率集計されます。
1ラウンド中のタスクcは2回の飛行をしそれぞれ千分率集計し、述べラウンド数を総合計で順位を決めました。
今回は10年ぶりとあってルールの説明や戦法なども伝授しながらの進行でありながらも、3ラウンドの頃には随分慣れていただけたように感じます。
高度減点法の面白さを戦法などを考えながら参戦するように慣ればさらに楽しいゲームができることと思っております。
タスクcのA/B間距離は変えずに記録の更新がどこまで伸びるかを見て行きたいと思っております。
日頃定点着陸をダウンカウントしながら下ろすこともなかった方々ですが、今後は練習からカウントしながら降ろすこととなりますね。
プレ大会優勝者は、秋田よりおいでいただいた菅さんが勝ち取られました。
スピードラップ賞は地元新山さんが11、1秒(2ラップ飛行)のラップタイムを記録されました。
それと、減点係数ですが、今回は1、5点としましたが、滑空比を想定すると20mの高さからは約1分とべると判断し、50m以上の減点係数を2点としたいと考えております。
例)50m=25点 60m=45点 70m=65点 となりますね。
20m高く上がれば45秒多く飛ばないといけなくなります。
3分対空では最大2:15秒が最大得点になってしまいます。ご理解できますか?
次回、4月末か、5月連休後に行いたいと思っております。
Be First to Comment