2017 BUNGEE GAME 第1戦 開催 通算第8回大会
予定開催日時:2017年3月26日(日曜日)
受付時間: 8:30 AM
参加費 :2000円 備考 昼食は各自持参のこと。
機体制限:スパン2mまで。(タスクCでのバラスト搭載禁止です)
厳守事項:高度計装備のこと
2003年から始まったバンジーゲーム・・・14年を経過して再び・・・
先月から本格化したバンジーランチも競技としてのレギュレーションを決めるべく飛行を積み重ねてきた結果がやっと煮詰まってきました。
15〜16年前にバンジーゲームとして2年間定期的に続けてきた競技会でしたが、多忙な仕事ゆえにイベント開催が出来ずになってしまい現在に至っておりました。
私自身の年齢も1月で60歳。赤いちゃんちゃんこの年齢になってしまい、もう1年半もの長期にわたって五十肩が悪化、SAL機のランチもできず、左利きの私が途中右投げに挑戦するもこの歳になってからの利き腕の変更は叶わぬ事でした。
そして、物置にあったバンジーゴムを発見。
よし、これだ!と15年ぶりに始めたのでした。
全盛期は10ミリのアメゴムをダブル仕様で10m展張し、張力10kgをバネばかりで測定、バンジーフックへかけられた1.5mの機体が高度80mまで一気に上昇する過激なランチングにハマっていました。
グループスコアリング方式で対空定点着陸と2ラップ飛行のスピード競技を競うゲームとして開催してましたが、10年以上も経った現在で、新たなこの競技開催を企てようと、昨今の機体や性能、ゴムの入手性や太さ、テンション力などをどのように決定するかを検討。
昨今のハンドランチをチョイスして競技参戦しても機体の大きさに不利/有利がないように参戦できるルールとして開催したいと考え、高齢化する周りのグライダーユーザーの競技会の楽しさを味わっていただけるようにと考慮してレギュレーションを決めようと考えました。
友人のk氏にも手伝ってもらい、最大2mスパンの機体とすれば、市販機でも十分参加が可能なようにと考慮し、SAL機でも同じグループスコアリングで競技できるようにゴムの太さも変えて展張可能とすることにします。
今後の参加者の高齢化を考慮し、当初10kgだったテンション、同じ10kgでもゴムの引く距離を長くすれば水平加速飛行も昔とは違って穏やかな加速になり、恐怖感や機体へのストレスも減りより安全なランチングとして遊べるようにと色々検討した結果、外径13ミリ、肉厚2ミリの長さ16m(購入時1kg販売の長さ)が最良と判断。
テグスを15m繋げてランチチェック、獲得高度、無風で2mスパンの機体が65mまで上がることを確認。
昔と比べ、用意したゴムも10ミリ18m・13ミリ16mの2本を比較。
引っ張る距離が同じテンションにすると、10ミリを10kgまで引く距離が13ミリに比べ約1・5倍の距離を引かねばなりません。
長くなるほど獲得高度が高く上がりますが、競技の運営上発射までの時間がかかってしまい、また草が生えてくる時期をも考えると高く上がる10ミリよりは1〜2割低いが引く距離の短さを優先し13ミリに決定しました。
あなじテンションで加速距離が同じであれば重い方が高度が取れます。
今回の長めのゴムの設置では、加速スピードがとてもスムーズです。
手放した後の機速を目で追っても十分スティック操作が可能な加速飛行であり、私を含め今後高齢化する仲間にとってもとても安全な曳航道具として使ってもらえると確信しました。
獲得高度も風が前から4m吹くだけで最高86mまで上昇し、昔と比べるととてもゆったりしたクライムであるのに獲得高度は同じにできることが検証できました。
それと、テグスの先端を機体へ引っ掛けてMAXテンションまで引っ張るのですが、途中ゴムが草の根に引っかかり、フリスビーまでのテンションが変わってしまうことがあるのに気づき、ゴムの劣化の原因となる引っかき傷を防ぐ意味でも起き上がりポールを設置を考え出し、現在制作に当たってます。
ゴムを引くと風上先端のゴムが結ばれているポール(長さ約1m)が地面に対し80度まで引き上げられる簡単な構造で地面からゴムを浮き上がらせる目的に利用しようと思っております。
使うゴムを、同じ太さの同じ長さに設定し、各選手が所有してもらい日頃の曳航用具として利用してもらおうと思います。
ゴムの入手先や、ノウハウなどは後日詳細を案内しようと思っておりますので。
さて、ゲームとしてのレギュレーション(参考案)ですが、下記に列記します。
バンジーゲームルール
3〜5人、同時飛行による対空定点着得点(千分率)とスピード記録得点(ラウンドごとの千分率)の合計で順位を決定する。(ラウンドごとに組み合わせを変更)
(滞空タスク)F5Jルールを参考
1ラウンド 3・4・5分の3回同時飛行で得点を採点します。
発射ゴムは毎回変える事として公平をきします。
飛行得点1秒1点のMAX飛行(未満/超過も1秒1点減点)+定点着陸得点ー獲得高度(基準高度60mまでを1秒0・5点を減点し、それ以上を1秒2点を加算して減点)を素点として、千分率計算にて集計するとします。
着陸得点は1m;30点 2m;25点 3m;20点 4m;15点 5m;10点 6m;5点
6以上;0点 を加算します。
獲得高度減点計算=バンジー獲得基準高度を60mまでを1m×0.5点
50mを超えた高度は ×2点 の合計で減点
集計例)) 3分MAXで獲得高度48m
2分58秒 定点2m 獲得高度48m(バンジー後の10秒後の最高高度として
(178点 +25点)ー(48×0,5) = 179点(素点)
集計例 4分¥MAXでA と B選手の得点比較
選手A 3分50秒 定点3m 獲得高度68mの場合
(230点 +20点)ー(25+(18×2))=189点(素点) 点(千分率)189/221×1000=855点
選手B 3分30秒 定点 1m 獲得高度52mの場合
(230点+20点) ー(25+(2×2)) =221点(素点)1000点(千分率)
となって、選手Bが勝者となる
(スピードタスク)曳航ゴム10ミリ直径長さ18mテンション10kg(主催者用意)でバンジー発射後、仮想平面A/B距離間100mを4ラップ飛行のスピード記録を競技する。(最速者を1000点とした千分率得点)
タスクA(対空競技)とタスクC(スピード競技)の合計点で順位を決定
ラウンド中の機体変更は認めないとし、タスク¥A/C共にバラスト搭載も禁止とします。
機体制限
スパン制限;最大翼幅 2,000ミリ以内
機体重量 ;最大2,000g(バラスト搭載による重量変更は禁止)
ラウンドごとの機体変更は自由とする。
高度計測機搭載厳守(JR製高度計・フタバ製高度計・音声高度計など)
安全確保のため、主催者側の検定で安全が疑われる機体は出場を認めません。
バンジーゴムセット 選手が日頃使用するゴムを展張し、テンション最大10kg(フリスビー設置)
風に対し横一線上にフリスビーを間隔10mで設置し、各ゴムのテンションを測定し杭にて固定します。
小型機用の細いゴム設営は発射位置(フリスビー)を同一としてテンション最大4kgで展張を予定
各ラウンド作業時間を設け、同時発航とするが、最大以内のテンション発射は自由とします。
昔懐かしい写真・・・掲載いたします。
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