散布コプターの未来

昨年9月からスタートし約1年あまり、幾多の改善を施しながらも今月を最盛期として順調な仕事ぶりで遂行中です。
飛行中のESC温度上昇の問題や、散布ポンプの問題など改善を重ね、日中30度を超える外気温の終日飛行を行われております。

次期の展望として、GPS器機と地磁気を利用して更なる安定性・操縦性の向上を図る意味でコントローラーの変更を予定し、空中停止モードと高度維持モードを追加、散布飛行の簡略・安全化を構築すべくテスト重ねております。
現行では3軸ジャイロだけの制御でフライトされており、薬剤を散布しながらの約2Kgの重量変化で操縦感覚のちがいがでる現状、その改善策としてコントローラーの変更が必須となる事になりそうです。
また周辺機器の豊富さではGoogleマップ上でウェイポイントを設定し、高度や移動スピード、ポイントのホバリング時間など、すべてタブレット画面から設定し、八郎潟の広大な田圃面積をオートパイロットを利用して飛行散布をと考えております。
まだまだ小さな小型機でのテストですが、繰り返し実行しながらの問題点などもさぐり、改善させていこうかと思っております。

tadashi yuuki Written by:

1957年1月28日生まれ 幾多の職業を経て2001年模型工房YOUKIとしてビルダー業をスタート。RC模型グライダーを中心にオリジナルセールプレーンを製作しております。 パイロン機製作や南極観測用無人飛行機(UAV)も手がけ、趣味を渓流釣りのフライフィッシングから海での投げ釣りまで雑多な釣りを趣味とし、太平洋に面した島国、宮城県宮城郡の七ヶ浜町を拠点にに活動、18歳のころから、RC模型グライダーを趣味として、世界選手権まで参加できたことをきっかけに現在に至っております。 オーダーメイドの機体製作も承っておりますので、興味のおありの方は是非ご来店、ご連絡くださいませ。 2014年、農業社の方からの御依頼で、マルチコプターによる農薬散布機開発に着手、4kg液剤or粒剤散布が可能として2015年春より実働開始です。

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