今月だけでもう5枚目のカーボン翼なのだが遊び心がムズムズして、ここまでの「極物」はどんなものか・・・と急遽造っている 私のテスト用だ。
[nggallery id=59]
翼面積18デシ、翼厚をセンター6.5%〜6%として、ルート160ミリ〜70ミリのAG系のテンプレートを作成。
シャーレウィングにするのは慣れたものだが、いきなりこういった極物を形にしても結果駄作になる事も多く、私にしては珍しくフォームを切り出して直ばりで仕上げまずは飛ばしてみようと造っている。
予想、全備重量を全備200gに完成すれば翼面荷重11.1g、シャーレ工法では難しい翼面荷重に仕上げたく、ひさしぶりに直ばりに精魂を込めて造ってみた。
PPフィルム剥離後、トリミングを終えた状態で主翼重量測定、102gと出たが、これをフルスパンの胴体へ搭載するとなると、今までの胴体では200gをオーバーしてしまうのは必須となる為、「MINI-SAL」の胴体をチョイス。
テールパイプをちょっと剛勢のある物をジョイントして・・・尾翼も主翼から計算した尾翼容積で新たに直ばりをバギングした。
明日には全パーツ完成するので重量も想定できるはず・・・、200gの翼面積18デシのAG系のSAL機、どう仕上がるかが楽しみである。
別に獲得高度を意識して造った訳ではないが、風速5m以上の状況ではハンドランチを投げて遊ぶにはこの歳にしては酷な条件であり、何の事はない「風に強く体に優しい機体」を造ってみたいだけの衝動に駆られ造っている。
確かに高高度までランチできればそれはそれで気分がいいのは間違いなく、楽しく過ごせるお遊び機として持っていたい機体になる。
風のない小春日和に、20mからランチ回数の8割型サーマルヒットするには「MINI-SAL」で、そう難しくない時代になったが、オールマイティーなフルスパン機へバラスと搭載してランチするには体にこたえる歳になってしまった。
そうなると条件の悪い日曜にせっかく飛行上まで行ったのに飛ばせず、帰宅というのも気分が滅入る訳で、そんな条件でも遊べる機体があればというのがきっかけなのだ。
軽い機体へバラストを積めば同じように飛ばせるのはわかっているが、そうではなく専用に用意した機体を造ってみたい願望だ。
ここまでくると想定した通り翼端の翼厚も6%ゆえ、70ミリの寸法で4.2ミリ、ペグを付けてもこじるようなランチであれば間違いなく座屈、または翼端が折れてしまうのは間違いなく、補強は必須のようであるが、とりあえず重量をおさえたいのでこのまま造ってみようと思う。
サーボもD47を4個、受信機やバッテリーも最小のものを準備し、さてどう出るかが楽しみである。
3月29日
T型ペグ固定をするのに6%の翼端は厚み4ミリちょっとほどで、ちょっと心配気味な翼端強度であるため、外部からシートを上下1枚ずつプレス貼りしておいた。
やはり内部へ2枚ずついれておけば良かったと反省。
メカ搭載、テールはすべてトーションバーシステムとして、初めて引いてアップの構造にしてみたが、スタイル的にはあまり好きにはなれない形だ。
ま〜今回はテストという事なので良しとして、主翼取り付け角を1度、水平尾翼は揚力尾翼、ヒンジ面を上面のままの物を取り付けたが、この方式のスタビはやはり下面ヒンジにして
上面をギャップ加工するほうが良さそうだ。
リンケージラインをテフロン加工のファイヤーライン50ポンド、かなりしっかりしたラインで、これが切れる事はあり得ないが、心配は伸びで飛行前のグライドテストを忠実にやる事でトラブルを防ぐようにすればOK。
メカセッティングも終えて、明日、初ランチ・・・でも予報は雨・・・無理しない事にしようかな〜〜
Be First to Comment