このブログの起点となった3.11の「九死に一生」のブログが『NHK 証言記録 東日本震災プロジェクト』の監修のもと映像化されることになりました。
あれから2年と4ヶ月、悲惨な風景であった周りの状況も地元の住民、業者は基より、この2年4ヶ月の期間に他県からの多くのボランティア協力により9割方片付き、悲惨な状況だった漁港の修理も進み、砂浜の防波堤工事も順調に進んでいるように見えます。
海水で湖となった田んぼへも今年から田植えが再会され空きには収穫されることでしょう。
「九死に一生」のブログへ綴ったあの多賀城イオン大津波を体験することになった18名の体験談をすべて取材、YouTubeで詳細されている多賀城イオンから撮影された映像は1度はご覧になった方も多いと思います。
その場所から200mほど東側が受難の場所となりました。周りに避難した18人の最後の救助に至るまで、私が津波に遭遇する経緯を追って映像が流れ、当日受難した場所の車の配置まで再現し、近くへ避難された方々を一人一人探し出し詳細にわたって撮影、そのときの体験談を語っていただいたと聞いております。
津波の体験から得る現実の怖さや、命の危険の認識、−3°の気温の中、車の屋根や門柱のポストへ捕まり8時間以上救助を待つことになった18名、自力で半分ほどになった水位の中、歩いて移動を決めた方々や、救助隊の方々から助けられながらも搬送先のマンションや病院で低体温症で命まで奪われた4人の方達の経緯も紹介しながら、起こりうる都市災害の恐怖を津波のCGなどを加え放送される予定だそうです。
こういった市街地の津波からの避難をどのようにすれば良いのかを考える興味深い映像で忘れてはならない体験談を防災の知識として語り継がれなければならない実話記録の紹介です。
防災避難の知識も含め皆さんの記憶に残していただきたい番組となるはずです。
語り継がれる必要のある内容を希望し、ここに紹介いたします。
放映予定:9月1日(日曜日)防災の日 NHK総合テレビ 午前10:05分より
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