バリオブザー付き高度音声案内装置

2日前にご紹介した高度音成案内装置の実際に搭載した動画をご紹介します。

試作段階のこの機器はテスト段階とはいえ、モジュール部に取り付けられたマイクロボタンを押すごとに瞬時にその高度を案内するという優れものの機器です。

動画ではSAL機と電動バードオブタイムへ搭載して実際にランチ、クライム後にボタンを押し、音声案内がはっきり確認できる体験は、昨今のテレメトリー機能を最大限利用したハイテク機器として特にグライダーユーザーには願ってもないアイテムとなる機器です。

また、常にバリオブザーが操縦者だけに聞こえる音量で鳴り続けており、微弱なサーマルサークリング中でも、連続音の違いで上昇と下降の判別がはっきりわかる音響とし鳴り続け、明確な高度確認の為にボタンを押すと音声案内することは、送信機の画面表示だけであったテレメトリー機能の高度確認の不便さを一挙に解消したと言えるものです。

動画の案内にあるようにサークリング中にボタンを押せば1m単位で高度を「◯◯mです」と案内してくれる訳で、今までに「これ、サーマルかな〜・・・」といったことがなくなり、バリオヴザーや高度音声で案内される仕組みは機体から目を離したときに起こる視界没といった事故の解消やサーマルの判別には明快な案内機器となります。

 

現段階では機器の回路解析の問題で、特定の機器だけに搭載可能な次元で、各社のメーカーの機器公表していただければ搭載可能かどうかがわかるのですが、これはメーカーからのデータ公表の協力無しでは無理なことであり現段階のテスト機としてはこの機種だけの限定品だそうです。

私も使ってみたく製作依頼をお願いしましたところ少数製作であればとの承諾をいただき、3個ほど製作することとなりました。

興味のある方、制作費実費提供いたしますので、私のところへメールにて問いあわせください。

一度使ったら「やみつきです〜〜/」

tadashi yuuki Written by:

1957年1月28日生まれ 幾多の職業を経て2001年模型工房YOUKIとしてビルダー業をスタート。RC模型グライダーを中心にオリジナルセールプレーンを製作しております。 パイロン機製作や南極観測用無人飛行機(UAV)も手がけ、趣味を渓流釣りのフライフィッシングから海での投げ釣りまで雑多な釣りを趣味とし、太平洋に面した島国、宮城県宮城郡の七ヶ浜町を拠点にに活動、18歳のころから、RC模型グライダーを趣味として、世界選手権まで参加できたことをきっかけに現在に至っております。 オーダーメイドの機体製作も承っておりますので、興味のおありの方は是非ご来店、ご連絡くださいませ。 2014年、農業社の方からの御依頼で、マルチコプターによる農薬散布機開発に着手、4kg液剤or粒剤散布が可能として2015年春より実働開始です。

2 Comments

  1. 松岡吉盛
    3月 19
    Reply

    バリオブザー付き高度音声案内装置の完成品は買えるんですか

    • tadashi yuuki
      5月 8
      Reply

      松岡様
      音声高度案内計、こんな感じで完成しております。
      資材入手難のため製作数が限られておりますが、受注生産可能になっております。

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