SAL-4 尾翼バージョン

先月末、尾翼の構造を最終決定。

基本フライングテールを標準に、エレベーター方式の胴体や垂直尾翼の固定方法などバリエーションを増やし最終的に造りを決定しました。

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垂直尾翼を3タイプ用意し、sal機はもとより、通常尾翼のスロープバージョンまで準備。

1.8デシ&2.0デシ垂直尾翼と通常の2.0デシ垂直尾翼の3タイプになります。

接続は写真の通り、ブーム部後端へ差し込んで接着です。

主翼との直角もこの方式ですと合わせやすく、難点と言えばテールモーメントの変更ができないことです。

最終的には垂直尾翼へ水平尾翼フライングテール式に固定と思っていたのですが、重心より一番遠くへ尾翼がきますので、重量的に難ありと言ったところ、これは後日良案を模索中です。

フライングテール用のVマウントは、カーボンクロス200g/cm2を5プライ、プレス成形し、水平尾翼へ1.2ミリのピンを支点に固定する方法を採用し、取り外し式とすることで尾翼交換が容易にできるようにしました。

パーツ自体は1.7g〜2.0gほどで固定は瞬間接着剤で固定、内側上部をカーボンクロスやロービングでサンドイッチして固定し強度保持とする方法です。

カーボンマウントは内側へピンを外すように曲げて水平尾翼を取り外せるようにし、水平尾翼を変更することが可能としました。

別タイプの胴体、エレベーター方式の水平尾翼を固定する胴体は、頑固にも4ミリのビス(プラビス)2本で固定し、固定式だった尾翼を簡単に変更できるようにと造った次第です。

お待たせしている皆様には、ご希望の尾翼をチョイスしていただけますので、ご希望があれば連絡くださいませ。

 

tadashi yuuki Written by:

1957年1月28日生まれ 幾多の職業を経て2001年模型工房YOUKIとしてビルダー業をスタート。RC模型グライダーを中心にオリジナルセールプレーンを製作しております。 パイロン機製作や南極観測用無人飛行機(UAV)も手がけ、趣味を渓流釣りのフライフィッシングから海での投げ釣りまで雑多な釣りを趣味とし、太平洋に面した島国、宮城県宮城郡の七ヶ浜町を拠点にに活動、18歳のころから、RC模型グライダーを趣味として、世界選手権まで参加できたことをきっかけに現在に至っております。 オーダーメイドの機体製作も承っておりますので、興味のおありの方は是非ご来店、ご連絡くださいませ。 2014年、農業社の方からの御依頼で、マルチコプターによる農薬散布機開発に着手、4kg液剤or粒剤散布が可能として2015年春より実働開始です。

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