11月10日の飛行データを紹介する。
11月4日の大会での初飛行の感覚が今ひとつつかめず、今日は朝から飛ばし込んでみた
重心位置を33%〜35%間で毎回微調整フライトを8フライト行ってきた。
またパワーソースの2220−14Tのクライムデータとして、毎回フライトするごとに30秒間まわしきりその高度の差をみることとした。
30秒まわしきりによる獲得高度は最高270.6m、最低229mで、競技では通常ありすぎる高度であり減点点数も最高高度であれば(200×0.5)+(70×3)=121点も減点されてしまうことになる。
10分完璧なフライトをしても2分1秒もマイナスは約8分maxのフライトとなってしまうのである。
最近解ったのだが、F5J用の公認高度計測計はモーターランをカットしてからの10秒や、リミット30秒経過+10秒経過の高度メモリーは止めてから最低の高度ではなく、そのタイム間の最高高度をメモリーすることに気がついた。
つまり、カットしてから10秒間ダイブして高度を低くメモリーさせようとしても、カットした高度が最高高度であればいくら高度を下げてもその高い高度でメモリーする機能になっているようだ。
F5J競技の作戦としてはサーマル発生空域を予想してそこへ行く間の上昇飛行姿勢を注意深く観察しサーマルを探しながらサーマルハントする作戦が最善策と思うのだが30秒間モーターを回せるのだから、その30秒を有効に使うべきであり、上記のモーターパワーに余裕があるのであれば、サーマルハントしやすいスピードで広範囲に探りサーマルを察知する方法が一番であろうと思える。
サーマルがあったからといって、15秒でモーターカットするのではなく、残りの15秒で付近の空域の状況を判断するべく観察飛行をするのがベストだろう。
その場合、モーターフルパワーで飛行しながら微弱なサーマルを察知するのは難しいため、操作する送信機のスイッチをモータースイッチ2接点ではなく、3点スイッチを利用し中スローを3分の1ほどのパワーで飛行できるプリセットが有効と思える。
私はJR11Xを利用しているが、モータースイッチを3接点スイッチを利用しセンターを3分の1ほどにカーブをセットしてハーフ&ハーフのパワーで回るようにセットしている。
このパワーだけでの30秒クライム到達高度は80mほどであり、30秒間すべてこのパワーでクライムするには、博打的なクライムセットとなってしまうが、条件の良い日であれば80mからの10分MAX飛行はトライしてみたいところである。
昨今ではSAL機で獲得高度50mからそう難しくなく10分ぐらいのフライトはできてしまうので無理な飛行プランではなさそうに思える。
翼面加重が21gほどの機体は一昔の電動グライダーのイメージを一新し、ハンドランチ感覚な操縦性が可能となってきた。
機体の重量もそうだが、搭載するメカ類もフラップサーボをのぞけばすべて9gサーボでOKであり、極めればまだまだ軽量化は可能となる。
無風だけの飛行であればそうするのだが、風のない日は無く、ある程度の翼面加重は必要である。
6mほどの風までであれば十分前へ出れる性能をもち、ランディングもハンドキャッチできるスピードまでダウンできる機体は充電こそ必要だがショックコードの準備やウインチの曳航用具セットの煩わしさも無く手軽なサーマル機として最適と思える。
今年の冬はこのワンランク下の寸法でもっとお手軽な機体をリリースしようと企画中で、sal機へ3p用のマイクロモーターを搭載しても
240ミリほどのリポで60〜80mぐらいは上昇可能なパワーを持っておりこれも面白そうである。
来春はEPグライダーに力を入れてみようかな・・。
機体データ
スパン :3200ミリ
胴長 :1350ミリ
翼面積 :62.0d/cm2
V尾翼投影面積6.5d/cm2
搭載メカ ;JR DS389HV×4個(AL2個E/R)DS189HV×2個FL
受信機バッテリー・リポ2s850mAh モーターバッテリー・リポ3s900mAh
機体完成重量:786g+メカ搭載一式=1320g /翼面加重21.2g/cm2
オーダー価格:135,000円(リンケージパーツ付属)
オプション
メカ搭載手数料 1式25,000円(モーターマウント固定含み)
主翼ディザーカーボンヤーン配置 8,000円
製作日数15日(着手〜機体完成まで)
ご用命、承ります。
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