NEGISALダイエット105g主翼 完成重量 260g初飛行

近頃はSPADA F3K主翼が127gで完成、昨日Y市S様にテスト飛行に同行、8月29日サーマルで風の方向が定まらない条件の中、1時間ほど飛行を繰り返し飛行データが取れ、全備270g台の飛行を体験したばかりだ。

様々なデータをもとにそれならと、NEGISALの1.2デシ面積が小さい主翼は果たしてどれほどのダイエットになるのかと同じ仕様で製作。

グラスクロス・1Kカーボンロービングをディザー配置、スパーを12Kカーボン上下で3本、ペグ補強カーボンクロスで製作、

雌型より脱型後トリミングした状態で重量測定、主翼重量105gと過去最軽量でできてしまった。

「できてしまった・・・」っというのが本音である。

前回が124gだったのに比べ19gもの減量、どこか接着忘れがなかったか不安になるほどの進展で、これで全備重量250gをクリアーできる見込みがたったのだったが、メカ搭載の詰めが甘くノーズカウンターバラストに10gを追加し結局機体全備重量260gとなった。

強度的には捻れや反り方向にさほど不安感はなく、平面形状の恩恵か127gのspadaの主翼よりは捻れ剛性が上のように感じるほどだ。

 

9月22日、某、「明るい農村村長専用飛行場」でのフライトとなり3時間ほどのテストフライトを終了。

ここにきてやっと直貼り機との重量差を克服できた1日であった。

あとは今回のノーズカウンターバラストを3gほどまでに軽量化する為に尾翼周り2gのダイエットだけの課題を克服するだけである。

NEGISALプロジェクト開始からもう2年近く経過した・・・軽量製作のスキル向上には意義ある日数である。

このノウハウがF3J機やF5J機へ活かされて行く・・・。
24日:お客様より機体が見づらいとのことでHDモードでYouTubeへアップし直しました。(機体が見えるように)

体験飛行の一コマ E様ドッカンサーマルを察知し1発的中といったところ。
流石です! 師匠のご指南の賜物ですね。

tadashi yuuki Written by:

1957年1月28日生まれ 幾多の職業を経て2001年模型工房YOUKIとしてビルダー業をスタート。RC模型グライダーを中心にオリジナルセールプレーンを製作しております。 パイロン機製作や南極観測用無人飛行機(UAV)も手がけ、趣味を渓流釣りのフライフィッシングから海での投げ釣りまで雑多な釣りを趣味とし、太平洋に面した島国、宮城県宮城郡の七ヶ浜町を拠点にに活動、18歳のころから、RC模型グライダーを趣味として、世界選手権まで参加できたことをきっかけに現在に至っております。 オーダーメイドの機体製作も承っておりますので、興味のおありの方は是非ご来店、ご連絡くださいませ。 2014年、農業社の方からの御依頼で、マルチコプターによる農薬散布機開発に着手、4kg液剤or粒剤散布が可能として2015年春より実働開始です。

Be First to Comment

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です