SPADA F3K 主翼完成

2012年7月12日

NEGISAL製作開始から約1年、購入いただいた方々からの様々なフィードバックをまとめ、新たに平面形から見直し製作に着手したのが約1ヶ月前、やっと目標に近づいた仕様で製作できたように思える。

 

NEGISAL主翼面積が21.3平方dm、今回のSPADA−F3Kは22.3平方dm1平方dmと増えたことになり重量面で気になっていたのだが、NEGISALは最軽量で142gだったのが、今回の主翼は脱型後トリミングを終えた状態で重量測定、最軽量137gと面積が1デシ増えたにもかかわらず軽量化できた。

塗装は翼端部と下面の視認性を考慮してワンポイント塗装で作ってみたが、その塗装を省けばあと5〜6gはダイエット確実だ。

もちろん、強度面を重要視し、薄翼になったための合成不足を懸念し動翼ウェブの配置の仕方や、各所捻れ剛性の確保に努めた。

カーボンディザー位置も翼端部分の細く薄い部分の補強は今までの配置間隔の半分に敷き込み、ペグから発生するねじれ作用に対応するようにとの目的である。

材料も比重の軽い物をと、芯材からウェブ材まですべてローハセルで作る贅沢仕上げ、各所補強個所を変えて3タイプの仕様で主翼を作り、実際にフライトし比較してみようと思っている、初飛行まあと一息、慎重に組上げねば....。

テスト飛行終了後に転売予定、お嫁入り先を募集しておきます(笑)セコハンページへ掲載予定。

 

tadashi yuuki Written by:

1957年1月28日生まれ 幾多の職業を経て2001年模型工房YOUKIとしてビルダー業をスタート。RC模型グライダーを中心にオリジナルセールプレーンを製作しております。 パイロン機製作や南極観測用無人飛行機(UAV)も手がけ、趣味を渓流釣りのフライフィッシングから海での投げ釣りまで雑多な釣りを趣味とし、太平洋に面した島国、宮城県宮城郡の七ヶ浜町を拠点にに活動、18歳のころから、RC模型グライダーを趣味として、世界選手権まで参加できたことをきっかけに現在に至っております。 オーダーメイドの機体製作も承っておりますので、興味のおありの方は是非ご来店、ご連絡くださいませ。 2014年、農業社の方からの御依頼で、マルチコプターによる農薬散布機開発に着手、4kg液剤or粒剤散布が可能として2015年春より実働開始です。

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